このページでは、『カブガナ』の理念・目的について紹介いたします。
『カブガナ』の目的
カブガナの目的は、
投資家が、自分自身の投資ルールを見つけだす
そのお手伝いをすることです。
「証券会社の口座を開いたものの、なにから手を付ければいいのやら」
「もう何年も自分の投資ルールが定まらない…。有名な投資家のルールを実践してるのにな」
「株価、自分が売ったら上がるし、自分が買ったら下がるんやけど!?」
こんな悩みを抱えているアナタが、カブガナのお客様です。
株式投資は、自分のルールを見つけだす旅みたいな活動だよ。
このカブガナを通して、今この記事を読んでくれているあなたが旅のゴールにたどり着いたら…
つまり自分の投資ルールを見つけだせたら、僕にとっては目標達成というわけだ。
どうして、「自分のルール」が必要なのか
「自分のルールを見つけだす」って言われてもな…。
俺たちは具体的な「勝てるルール」を知りたいんだよな。
結局さ、どんな銘柄をいつ買えば株価って上がるの?
そういうのは教えてくれないの?
ちょっとでも上のように思った方、少しだけ投資に対する考え方を変えてみましょう。
投資手法より、「その手法を使いこなせるか」が重要。
「どんな手法を実践すれば成功するの?」
それを知りたいお気持ち、よく分かります。
でも実は、「どんな投資手法を使うか」よりも、「その投資手法を使いこなすことができるか」のほうが重要です。
これは、このブログの一番根っこの考え方ですので、しっかり解説しますね。
まず投資の目標とは、「お金を増やすこと」です。
で、世の中で紹介されている投資手法は、すべてお金を増やすことができる手法です。
全部です。
嘘つけ!ほとんどの投資手法で俺の金は減ったぞ!!
お気持ちは分かります。
実際に減ってますもんね。
ここで大事なのは、投資手法はあくまでも「道具」に過ぎないということです。
使いこなせなければ、役に立たないどころかあなたをケガさせます。
あなたが資産を減らしてしまったのは、その投資手法が悪いのではありません。
その投資手法を使いこなせていなかっただけです。
分かりやすくするために、ここでは投資手法を「乗り物」と例えましょうか。
そして大事なのは、すべての乗り物は自分で運転しなければならないということです。
さて、ここで考えてみましょう。
東京から大阪まで行くのに、4つの乗り物が用意されています。
あなたならどれで行きますか?
(しつこいようですが、ぜんぶ自分で運転しなければなりません!)
自分で運転しなければならないなら、ほとんどの人は自転車が自動車を選ぶと思います。
なぜなら、自分が新幹線や飛行機を運転すると、きっと大事故になるから。
でも、ですよ。
たとえ自転車にしか乗れなくても、進み続けていれば必ず目的地にたどり着きます。
時間はかかっても必ず目的地に到達できるんです。
この考え方が非常に重要です。
株式投資も、これと同じ。
使いこなせない投資手法を使って、事故を起こすのが一番ダメです!!
スピードは遅くても、安全運転できる乗り物に乗ることが最優先ってことだね。
中級者以上の方で、今まで何をやっても負け続けてきたのは、おそらく安全運転できていなかったから。
要するに、その投資手法を使いこなせていなかったからです。
投資手法はあくまでも乗り物。
どんなに良い投資手法でも、自分が使いこなせなければ意味がありません。
逆に、そこそこの投資手法でも、自分が使いこなせればお金は増えます。
「勝てる投資手法を教えてくれ!」
「どんな投資手法をマネすれば勝てるんだ?」
ではなく、
「自分が使いこなせる投資手法はなんだ?」
と考え方を変えることが、株式投資の第一歩です。
「投資手法を使いこなす」って何?
たとえ話はわかったんだけどさ、「投資手法を使いこなす」ってどういう意味?
一応本に書いてある通りに実践してきたんだけどな。
「投資手法を使いこなす」とは、以下2つの条件を両方クリアすることを言います。
- その手法のルールを守り通せること。
- その手法が利益を生むしくみを理解していること。
簡単にいえば、無理なく継続できて、イレギュラーな事態にも対応できるのであれば使いこなせています。
ひとつずつ解説していきますね。
①その手法のルールを守り通せること
たとえば「毎日チャートをチェックする」というルールが含まれる手法なら、毎日必ず見なければなりません。
「時間がない」などの理由でルールを守れないなら、その手法はあなたに合っていません。
これね、ルールを破ってる自覚ない人多いんだ。
本の中に「うわ面倒だな…」「自分には無理そうだな…」って思ったこと書いてなかった?
たとえば決算資料を読み込むとか。
それもふくめて実践できてる?
あっ……
守れるルールは人によって違います。
- 生活リズムのちがい(株にあてられる時間のちがい)
- 「面倒だ」「むずかしい」と感じるもののちがい
- 性格のちがい
簡単だと感じるルールも、むずかしいと感じるルールも、人によって違います。
「面倒」以外にも行動できなくする感情はたくさんあるよ。
たとえば僕は、「1勝10敗でも勝てる投資」みたいな手法が合いませんでした。
「10回損切りになっても、1回大きく勝てばトータルで資産は増える!」といったやり方でしたが…。
10回負けてるうちに、自分が選ぶ銘柄が全部負けるように思えてしまいました。
結果、正しい買いシグナルが出ているのに銘柄を買えず、「勝てる1回」を逃してしまいました。
何にせよ、感情や状況によってルール通りの行動ができなくなるのであれば、その手法はあなたに合ったていません。
思ってる以上に、自分自身のことって分からないものだよ。
投資とは、自分自身を知る活動でもあります。
たくさん経験をして、自分は何ができて何ができないのかを探りましょう。
②その手法が利益を生むしくみを理解していること
2つめの条件は、その手法が利益を生むしくみを理解していること。
「しくみ」は「理由」とも言い換えられます。
言ってしまえば、
「これさえやっておけばいい」という考え方ではダメだということです。
たとえば有名な投資家さんの投資手法が紹介された書籍を読んで、その通りマネをする場合。
その書籍の中で、その投資手法としている理由が記載されているはずなので、最終的には必ず理解をしたうえで投資に臨んでください。
初心者のうちはすべてを理解するのは難しいと思う。
だから、はじめて本を読んだその時は理解できなくてもいい。
でも、必ず理解しようとする努力はしてほしいんだ。
どうして仕組みの理解が大切かというと、手法が通用しない場合に対応するためです。
その手法のしくみを理解していると、株価が下がった理由を冷静に分析できるようになります。
どんな手法でも、100%勝ち続けるというのはあり得ません。
ルール通りにやっても、たまたまその銘柄で悪いニュースが出たり、社会全体が投資に後ろ向きになったら、損してしまうことはあります。
そのとき、しくみを理解せず、杓子定規で作業をこなすだけの人は、
「ルール通りやってるのに下がってばかりじゃないか!? なぜだ!?」
「全然儲からないじゃないか!この嘘つきめ!」
なんて思ってしまうわけです。
しかし、しくみを理解している人は、
「いまの投資手法は成長している企業であることが前提だが、この銘柄は成長が止まったな。売ろう」
「今回は例外だな。仕方ない。」
「今は地合いが悪いから、このルールには向かないな。こっちのルールに切り替えよう」
など、冷静に判断できるようになります。
この精神状態の違いは大きな大きな差です。
この②は、特に初心者のうちは大変難しい条件だと思います。
最初はただルールをマネするだけで全然OK。
ルール通り投資手法を実行できるだけで素晴らしいです。
だけど、その投資手法のしくみ、「なぜその投資手法を実践すると利益が出ると言えるのか」は、理解しようとしてみてください。
車の運転も、周りがみんなスピード違反してるなら自分もそうしたほうがかえって安全な時もあるもんね…。
基本はルールをとにかく守ることなんだけど、状況に応じて対応できるようになるのが理想。
それができるようになるためには投資手法を深く理解するのが大事なんだね。
おさらい
長くなりましたのでまとめておきます。
「投資手法を使いこなす」とは、
- その手法のルールを守り通せること。
- その手法が利益を生むしくみを理解していること。
この2つを満たすことだと思っておいてください。
自分の投資ルールの見つけ方
なるほどな。投資で成功するためには、投資手法の他に自分自身のこともよく知らないといけなさそうだな。
じゃあよ、「自分の投資ルール」を見つけるためにはどうすればいい?
俺たちは今日から何をすればいいんだ?
結論から言います。
いろんな投資手法を実際に試しつづけるしかないです!
ごめんね…。でもそうとしか言えなくて
でも、「その投資手法は自分に合った手法か?」を判別する助けとなる方法はあります。
- 「ルールを守れたかどうか」を基準にすること
- メンターを見つけるか投資家コミュニティに参加すること
「利益が出たか」ではなく「ルールを守れたか」で判断する
株式投資の難しいところは、市場が正しいフィードバックをくれないことです。
ルールを破っても儲かる時は儲かるし、ルールを守っても損するときは損します。
つまり儲かったからといって、そのとき投資家として正しい行動をしていたとは限りません。
でも人は、「儲かった時の行動」を「正しい行動」としてインプットしてしまうのです。
それが投資家としてあり得ない行動だったとしても、です。
株式投資でほとんどの人が損失で終わっちゃう理由って、これがいちばん大きいんじゃないかな。
ですので、今日から考え方を切り替えましょう。
投資における成功or失敗を、「儲かったor損した」で判断するのではなく、「ルールを守れたor破ってしまった」で判断してください。
いくら損失が出ようともルールさえ守れたなら成功です。
逆にルールを守れなかったら、そのルールはあなたのものではありません。
たまたま大きな利益を得たとしても、それがルールを破って得た利益なら、その投資手法がもたらした利益ではありません。
きっぱりと手放し、次のルールを探しに行きましょう。
大切なのは、正しいフィードバックを得ること。
儲かったか損したかを基準にしても、市場は正しいフィードバックをしてくれない。
だったら、「ルール通りの行動ができたか?」を基準として、自分で自分にフィードバックをするんだ。
……とはいえ、やっぱり自分の投資ルール自体が間違ってないかは心配だな。
そういう場合は、「ルールを切り替えるルール」を作っておきましょう。
例えば僕の場合は、「4銘柄連続で損切りになったら、その投資手法を見直す」と決めていました。
あらかじめ基準を決めておくと、自分の手法を見つけるのが早くなりますよ。
メンターを見つける・投資家コミュニティーに参加する
メンターを見つけるか、投資家コミュニティに入るのもオススメです。
最大のメリットは、経験豊富な人からフィードバックを受けられること。
ルール通りに行動できたかどうかは自分で管理できても、「そのルール自体に見落としがないか」はなかなか気づきにくいものです。
特に初心者のうちは、株価が急騰または急落したとき、その理由がわからず戸惑うことが多いでしょう。
そんなとき経験豊富なメンターや仲間がいれば、「ああ、これは○○という理由で株価が急落したパターンだね」と教えてもらうことができます。
「そんな理由で株価が上がる/下がることもあるのか!」なんて発見、山ほどあります。
とにかく、メンターやコミュニティから得たたくさんの学びを、ご自身の投資ルールに組み込むことができるのです。
これを繰り返していると、自分のルールはどんどんブラッシュアップできます。
自分の投資ルールが定まっていない間は必須じゃないかと思うほど、メンター・投資家コミュニティから得るものは大きいですよ。
他にもメリットはたくさん!
コミュニティやメンターは投資のモチベーションを維持してくれるし、定期的に自分の投資を振り返る習慣ができるから成長も早い。
いいことづくめなんだよ。
カブガナが、あなたのためにできること
カブガナは、あなたが「自分の投資ルール」を見つけるお手伝いをするブログ。
「投資をする」と決めたあなたを、全力でバックアップします。
必ずぶつかる「言葉の壁」
投資手法を使いこなすためには、2つの方法があります。
- 今の知識だけで理解でき、使いこなせる手法をさがす
- 勉強して知識を増やし、選べる手法の範囲を広げる
投資手法が見つかるなら①でも問題ありませんが、あまり現実的ではありません。
「知らない」というのは、大きな足かせになることが多いです。
新しい投資手法を取り入れるために本を読んでも、その著者の言っている意味が分からなければ、その投資手法は実践できません。
「勉強すればするほどもうからなくなった」なんて言う人もいるけどね…。
単に自分のやり方が定まっていないだけだと思う。
知識は、やっぱり無いよりあるに越したことはないよ。
そうして勉強をしていく中で、100%絶対にぶつかるのが、「言葉の壁」。
投資用語の意味が分からないがために、投資家向けの情報を取り込むことができないことです。
これはもう、断言します。
ぜっっったいに、ぶつかります!
だからカブガナでは、様々な投資の用語をどこよりも分かりやすく解説します。
辞書代わりに使ってください。
この「用語の解説」は、僕がいちばんやりたかったこと。
ブログの名前もここからきています。
「株の用語を、ひらがなを読むように分かりやすく」
略してカブガナだよ。
投資手法の紹介
自分の投資手法を見つけるためには、いろんな投資手法を試してみるしかありません。
だけど、初心者にとっては「結局なにから始めればいいの?」です。
すでにいろいろ試した人にとっても「俺にとっての正解ってなんだ…」ですよね。
そこで僕りょへが、投資手法を解説している書籍などを紹介していきます!
僕が本当に良いと思った手法のみを紹介していきます。
特に「何から始めていいか分からない」という初心者さんは、とりあえずこのブログで紹介されている書籍を手に取るのがオススメ。
分かりやすいだけでなく、投資家として大きく成長できる手法を紹介します。
大切なのは、まずやってみること!
得をしても損をしても、その経験は大きな財産になります。
カブガナは、あなたが踏み出す1歩1歩を全力でアシストするよ。
また、具体的な投資手法は書かれていないけど、とても勉強になった本もたくさんあります。
投資に関するメンタリティの話や、四季報・決算書の読み方などですね。
そういった「具体的な手法が紹介されてるわけではないけど、手法を理解するうえで必要な知識」が身につく書籍も紹介していけたらと思っています。
おわりに
最後にどうしてもお伝えしたいことがあります。
このブログを見つけられたということは、あなたは、
- 投資をはじめる一歩を踏み出した
- このブログを見つけるまで、投資を継続できた
ということです。
これは本当にすばらしいです。
なかなかできることではありません。
すでにとてもハードルの高いことをやってのけていることに、自信と誇りを持ってくださいね。
そして「自分の投資手法」は、ある日突然やってきます。
自転車にはじめて乗れたときのように、急に「これだ!」が見つかります。
投資手法が見つかるまでに、たくさん損をして落ち込むこともあります。
投資が怖くなることもあります。
そうして味わった感情も経験も、すべてあなたの財産。
積み重なった経験が、あなたを「自分の投資手法」まで導いてくれます。
焦らず自分のペースで、ゴールを目指しましょう。
カブガナが、あなたを全力で応援します。
これからもよろしくね!
きみの成功を心から願っているよ!!
このページを開いていただいてありがとうございます。
『カブガナ』管理人、りょへと申します。